展示会レポート
第9回 インフラ検査・維持管理展 2017 出展レポート
レックスはインフラ検査維持管理展2017に出展いたしました。
※インフラ検査維持管理展とは、橋梁・道路・トンネルなどの社会インフラの検査と維持管理を対象にした展示会で、社会資本の高経年化・老朽化に伴い検査、維持、補修に大変な関心が集まっています。
レックスブースでは、そんな社会インフラの検査に使用する計測器のデモンストレーションを行い、カフェコーナーをブース内に設けて、インフラ検査機器のレンタルに関わる商談を気軽な気持ちでしていただけるよう工夫致しました。
ここからは、レックスブース内の様子や実際の商談の内容、そして当日注目を集めた機器・コンテンツのご紹介を致します。
目次
・レックスブースをデータと写真で徹底解剖!
・商談の核は"レンタルの○○○○"!?
・注目はロボットとスキャナー!最先端技術の事例をご紹介!
レックスブースをデータと写真で徹底解剖!
来場者データ
今回の展示会では、総来場者数のうち約25%の方にレックスブースにお立ち寄りいただきました。
普段あまり目にしないような特殊な計測器も取り扱っておりますので、足を止めてご覧いただく方が多くいらっしゃいました。
また、来場者の業界割合としては土木・建築業の方が約半数を占めておりましたが、意外にも製造業の方に多数ご来場いただきました。
レックスでは、製品の品質管理に使っていただける計測器も多く取り揃えており、それを見つけてご覧いただいた方がいらっしゃいました。
レックスブースの様子
ブース内では、実際にレンタルできる測定器のデモを通じて計測を体験して頂いたり、商談スペースでレックスのサービスや展示されていない商品の紹介をさせて頂きました。
商談の核は"レンタルの○○○○"!?
今回のレックスブースでは「気軽に立ち寄ってもらいたい・レックスを知ってもらいたい」という思いから、カフェスペースを設けて、実際にコーヒーを飲みながらレックスのサービス・商品を紹介させていただきました。
商談をさせていただいた中で最も多かった内容が【計測器をレンタルすることのメリット】です。
では、一体どのようなメリットがあるのでしょうか・・・?
もちろん、継続的に計測器を使う場合は購入の方がお得ですが、
在庫コスト(倉庫のコストや校正などのランニングコスト)や減価償却が必要無く
レンタル費用が経費計上できることから、長期で使用される方もレンタルを選択することがあります。
レンタルのメリットがさらに詳しく書かれた
レックスの計測器のレンタル事例集をダウンロードすることができます。
下記フォームよりアンケートにご回答いただき、是非ご覧くださいませ!
注目はロボットとスキャナー!最先端技術の事例をご紹介!
レックスブースでは30種類を超える計測器を展示致しました。その中でも特に注目を集めた機器を実際の事例とともにご紹介致します。
事例その1 橋梁点検ロボットカメラの今後と現状の利用方法
橋梁点検ロボットカメラは、伸長可能なポールに設置したカメラとカメラを操作するタブレットPCを使って、安全かつ効率的に行う点検システムです。
NETIS登録番号:KT-160016-A
経産省・国交省が2015年度に行っておりました、橋梁点検に対する支援効果として最高評価の「Ⅰ(試行的導入に向けた検証を推奨する)」を獲得!!
○ 実際の事例
足場を作ったり交通規制をせずに点検ができるのは魅力的だが、現在のコンクリート橋梁の点検は「近接目視」と「打音検査」が必須になっており、カメラで確認しているだけでは近接目視にあたらないため、実際の点検業務を請け負う際は使用できないのではないかというお声をいただきました。
現在、国土交通省では「インフラの検査のロボット化」を推進しており、コンクリート橋梁の点検もそのうちのひとつで、点検の仕様が変わろうとしております。(地方自治体の一部では既に仕様が変わっており、実際にカメラで点検をしております。)
また、近接目視が必須とされている現場でも一次スクリーニングとしてロボットカメラを利用し、クラックや劣化が確認された箇所を重点的に近接目視で点検する、といった使い方もあります。
> 橋梁点検ロボットカメラ HV-HT3000TB-U/D詳細はこちら
事例紹介その2 3Dスキャナーを二刀流で使用
ハンディ3Dスキャナー DPI-8X SR(オーピーティー)
移動しながら、3D点群データを取得可能です。
タブレット1つで高速かつ非接触計測で点群データを出力します。
▲ ハンディー3Dスキャナーでレックスのブースをスキャンしてみました。
○ 実際の事例
トンネルや橋梁など、大きなインフラ建造物の点群データを取ることに優れているGLS-2000ですが、図面が無い(手に入らない)工場の維持管理のために3Dスキャナーで点群データを取る場合、設備(機械・配管)など、細かい部分のスキャンをする際は手間がかかってしまう、といったお話がありました。
そこでご紹介させていただいたのが、ハンディー3Dスキャナーです。
計測できる範囲はGLS-2000ほど広くはありませんが、GLS-2000ではデータが取りにくかった複雑な形状の構造物などの極小エリアの点群データを取得する際に大活躍します。
広範囲のデータ取得にはGLS-2000、細部や小さい物体のスキャンはDPI-8Xで行い、2つの点群データを統合することで、より質の高い三次元データを作成することが可能です。
その他にも実際の現場で使用した話が掲載されている、レンタル事例集をダウンロードできます!
下記フォームよりアンケートにご回答いただき、是非ご覧くださいませ!
おまけ:注目を集めたのは計測器だけではなかった・・・?
30種類以上の計測器を展示し、カフェコーナーという新しい商談スタイルを提供させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
レックスブースに来ていただいた方しか知ることができなかったもう一つの魅力をご紹介致します!
浴衣を着たレックスメンバーが来場者をお出迎えしておりました!
展示会開催の季節にちなんで・・・ということでしたが、非常に好評でした。
来年の展示会でも、こういった新しい取り組みを通じて皆様のお役に立てる情報・サービスをご提供させていただきます。
他に気になった計測器がございましたら、お気軽に下記フォームよりお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も株式会社レックスを宜しくお願い致します。